不思議大図鑑5巻~チュパカブラ~チュパカブラは、主に南米でよく目撃される吸血UMAである。 スペイン語で『ヤギを吸う者』という意味で家畜や人を襲う。また、襲われた家畜あるいは人の体内には一滴も血が残っていないという。 ●特徴 1、身長は約1メートル~1.8メートル程度。 2、全身が毛に覆われている。 3、赤い大きな目を持っている。 4、牙が生えていて、背中にトゲ状のものがある。 5、直立する事が可能で、カンガルーのように飛び跳ねて、2~5メートルもの驚異的なジャンプ力を持つ。 6、ヤギをはじめとする家畜や人間を襲い、その血液を吸う。血を吸われたものの首周辺には、2箇所から4箇所の穴が開いている。一説には細長い舌で穴を開けて血を吸い出したというものもあるが、牙によるものとも考えられている。 7、生息地はプエルトリコを中心とした地域、南米、中央アメリカ、アメリカ南西部 8、ごくわずかではあるが、背中のとげで飛ぶだとか、モーター音がしたという報告もある ※各々の目撃報告に多少の違いがある 。●正体 毛や骨が採取され、写真・VTR撮影されるなど、様々な証拠らしき物はあがっているが、一部偽物であることがわかっており、どれも決定的なものではなかった。いまだチュパカブラのついては、わからないことや曖昧な部分も多い。また、目撃地域のまわりを取り巻く環境もあってか、その正体についての様々な説が出てきている。 動物説 野犬やオオカミ、コヨーテなどを誤認したものという説。家畜を襲う肉食動物がチュパカブラと見間違いられたというもので、報告の一部はこの動物説で説明できる可能性があるが、あきらかに違う目撃例もあるため、そのすべてを解明するものではない 人間説 悪魔崇拝者のカルト集団が儀式なようなものを行い、家畜が殺害されたとされる説。 実験・生物兵器説 軍や政府による遺伝子の実験動物が逃げ出したという説。生物兵器開発の過程で生み出されたという話も同様に聞かれる。派生した説として、軍によって実験に使われた宇宙人であるというものもある。 未確認生物説 ジャージー・デビルやモスマンなどのUMAが、チュパカブラとして目撃されたという説。(←この説を唱えている人は何考えてるんだろ) 宇宙人説 宇宙人の作った生物や、宇宙人そのものという説。大きな目などグレイと共通する点が見受けられることから、異星人の変種であるという話がある。チュパカブラが目撃された地域では、UFOの目撃例があったという土台があったこともこの説が浮上した要因と思われる。 |